カジノで出来るトランプゲームの種類は?【ゲーム別にルールをご紹介】
日本でトランプゲームといえば、バカラやブラックジャックを一番に思い浮かべる人も多いはず。
実際のカジノでは、20種類以上のトランプゲームがあり、プレイヤーたちに愛されています。
海外のカジノに行けば一度は出会うはず。人気のトランプゲームの楽しみ方をルールと合わせてご紹介します!
カジノでプレイされるトランプゲームの種類
20種類以上のゲームがあっても、国・地域によって人気のゲームが分かれます。
全世界共通でプレイされるようなメジャーなゲームは3つ。ここでは、バカラ・ブラックジャック・ポーカーについて解説します。
カジノでプレイされるトランプゲーム①バカラとは?
「カジノの王様」と名高いバカラは、そのわかりやすいルールから日本人にも愛されるゲームです。
「プレイヤー」と「バンカー」による仮想の勝負の結果を予想して、どちらが勝つかを当てるだけ。勝率は約1/2、細かい専門用語やルールを理解しなくてもいいため、初心者も参加しやすいゲームとなっています。
バカラのルール
ルールはとってもシンプル。「プレイヤー」と「バンカー」の、仮想の勝負でどちらが勝つか、引き分けかという3択を当てるだけ。
プレイヤーとバンカーにカードが2枚配られます。2枚の合計が5以下の場合はもう1枚配布。結果、カードの点数を合計して、下1桁が9に近い方が勝ちです。最初の2枚で8or9が出た場合、その場で勝負がつくので終了となります。
10と絵柄(J、Q、K)のカードは「0」としてカウントし、Aは「1」、2~9はそのままの数字でカウントします。
バカラの配当
バカラの配当 |
・プレイヤーの勝利:配当2倍 ・バンカーの勝利:1.95倍 ・タイ(引き分け):9倍 ※この値はカジノによって変わります。 |
バカラの中でもミニバカラと呼ばれるゲームでは、カードを部分的に覗いて予想する「絞り/スクイーズ」という楽しみもあります。
実はこの「絞り」の興奮こそがバカラの醍醐味と呼ばれるほど。このコツを掴めば勝率もガラリと変わり、ゲームもさらに楽しめます。実際のカジノで出会えたら、ぜひ体験してみてくださいね。
カジノでプレイされるトランプゲーム②ブラックジャックとは?
ブラックジャックはフランスから流行したゲームと言われています。
ディーラーとプレイヤーの勝負で、カードの合計値が21に近い方が勝ち。合計が21ぴったりのときを「ブラックジャック」と呼びます。
ルールや用語は多いものの、より戦略的に戦うことが面白味を増すゲーム。戦略好きな人にとっては、たまらない魅力を持っています。
ブラックジャックのルール
ディーラーとプレイヤーに2枚のカードが配布されます。J、Q、Kは10とカウント、2~10はそのままの数字、Aは1or11で、都合のいい方でカウントします。
カードの合計が21に近いほうが勝ち。プレイヤーはディーラーのカードの1枚のみを見ることができ、最初に配られた2枚で勝負したいなら「スタンド」。もう1枚カードをめくりたい場合は「ヒット」となります。
21を超えてしまった場合は「バースト」となり、その場で負けが確定します。
ブラックジャックの配当
ブラックジャックの配当 |
・ディーラーに勝利した場合:2倍 ・手札の合計が21の場合(ブラックジャック):2.5倍 ・引き分け(プッシュ)の場合:賭けたチップがそのまま戻ってくる |
カジノでプレイされるトランプゲーム③ポーカーとは?
ポーカーと一言で言っても、実はドローポーカー、スタッドポーカー、フロップポーカーと大きく分けて3種類。さらに細かく分けて10種類以上のポーカーゲームがあります。
その中でも、世界大会のルールにも採用されている「テキサスホールデムポーカー」は、世界中のポーカー愛好家から支持される人気ゲームです。
ポーカーのルール
テキサスホールデムポーカーは、2~10人で遊ぶゲームです。
ディーラーとプレイヤーそれぞれに、時計回りにカードが2枚ずつ配布されます。
配布されたカードで役を作り、結果的にその役の強さで勝負が決まります。
第1ラウンド
プレイヤーは自分のカードを確認し、勝負を続けるか、降りる(フォールド)かを決定します。
続ける場合は、コール(自分より前のプレイヤーが賭けた額と同じだけベットする)かレイズ(前のプレイヤーよりさらに上乗せベット)を選びます。
第2ラウンド
テーブル中央に、共通カードとして3枚がオープンになります。
プレイヤーは、コールかレイズを選びます。チップがないプレイヤーのみ、「チェック」でベットをパスすることができます。
共通カードを1枚ずつ追加しながら、この流れを合計4回繰り返し、その間に自分の役を作っていきます。自分のカードの交換がないため、最初の2枚をいかに強く見せるかという心理戦が鍵となります。
ポーカーの配当
4回繰り返した後、プレイヤーが手札を公開し、一番強い役を持った人の勝利となります。
テキサスホールデムポーカーには配当の倍率はなく、1番勝ったプレイヤーが総取りするゲーム。
駆け引きによっては次々上乗せ(レイズ)されていき、とんでもない金額をゲットすることもできるんです!
その他カジノでプレイできるマイナーなトランプゲーム
どこのカジノでも遊べるバカラ、ブラックジャック、テキサスホールデムポーカーの他、カジノによってはマイナーなゲームを扱っているところもあります。
マイナーと言っても、楽しみ方は千差万別。「これは面白い!」とハマるゲームに出会えると、カジノもより楽しめますよね。
①レッドドッグ
アメリカのカジノで多く遊ばれています。ルールはとっても簡単。カードが順に3枚配布され、最初の2枚のカードの間に、3枚目のカードが当てはまれば勝ち。数字は2から始まり、Aが最後となる点のみ注意です。
プレイヤーが選ぶのは、カードが配布された時点で、継続か・倍賭けするかのみ。
最初に配布されたカードの数字の開きで配当が変わります。
②カジノウォー
歴史あるトランプゲームの中で、1990年代に新しく生まれたアメリカのゲームです。
プレイヤーとディーラー1対1の勝負で、1枚ずつカードが配られ、その大きさで勝敗が決まるという単純なルール。
運で勝負が決まるため、初心者にもわかりやすく参加しやすいのが特徴です。
③ドラゴンタイガー
バカラと近いゲームで、ドラゴンとタイガーによる仮想の勝負の結果を当てるゲームです。カードの数字の強さで勝敗が決まります。
バカラのカードは2~3枚ですが、ドラゴンタイガーは1枚で勝負。バカラの簡易版的な遊び方となっています。
賭け方は、ドラゴンとタイガーだけなく、さらに偶数・奇数、ビッグ・スモールなど、賭け方にもパターンがあります。この賭け方によって配当が上がっていきます。
④スリーピクチャーズ
こちらもバカラに似たルールで、プレイヤーとディーラーの勝負を予想するゲームです。
3枚のカードがそれぞれ配布され、合計の下1桁の数字が9に近い方の勝利。
ゲーム名の由来は、J、Q、Kの3枚のピクチャーカードが揃った場合、自動的に勝ちとなるためです。
⑤スーパーファンタン
12枚の札の合計の値を4で割り、そのあまりの数を予想するというちょっと複雑なゲームです。
中国発祥の「ファンタン」というゲームを、トランプゲームにしたもの。賭け方も6種類あり、あまりを当てたり、偶数・奇数やビッグ・スモール、引き分けなどを選べます。
⑥サボンカード
こちらもバカラと近いゲームで、仮想の勝負の結果を当てるだけ。
「メロン/MELON」と「ワラ/WALA」のそれぞれに配られた1枚のカードで勝敗が決まります。
数字の大きさの比較だけでなく、マークを賭けたりと、その組み合わせによって配当が変わります。
⑦トラント・エ・カラント
バカラと同じく「ブラックハンド」と「レッドハンド」のどちらが勝つかを予想するゲーム。
専用ボックスからカードを引き、カード合計31~40になるまで続けます。1回目をブラックハンド、2回目をレッドハンドと呼びます。
上記2つのハンドの合計を比較し、合計が低い方が勝ちとなります。
まとめ
カードゲームの王道、バカラ・ブラックジャック・ポーカーから始まって、マイナーながら世界で楽しまれているカードゲームまでご紹介いたしました。
マイナーといえど、初心者にも楽しめる簡単ルールだったり、賭け方によっては思いがけずハマることも⁉
ポーカーゲームは世界大会が開かれるほど、戦力的で奥が深いゲームです。世界のカジノではトーナメントも開かれているので、ぜひ参加してみてくださいね。