ポーカーのやり方は?ルールと役を一覧で徹底解説!!【トランプで簡単】
トランプを使ったギャンブルといえばポーカー!という方も多いと思います。
しかし、いざポーカーをしようと思っても、どうやって進めるのかわからないという方もいらっしゃいますよね。
そんなあなたのためにポーカーのゲームの進め方、役とその出現率について徹底解説していきます。
日本でもカジノでポーカーをプレイできる日が近いと思われますので、今のうちにポーカーのやり方・ルールについて確認をして、ポーカー未経験者との差をつけてしまいましょう!
カードの単体における強さ
A,K,Q,J,10,9,8,7,6,5,4,3,2 |
ポーカーにはカードの数字ごとに強さが決められていて、Aが一番強く、2が一番弱いです。
また、ジョーカーは全てのカードの代わりとして使えるため、実質最強ともいえます。
カードごとの強さはプレイヤー同士の役が同じだった時の勝敗に必要な情報ですので、確実に覚えておきましょう。
ポーカーの役一覧(確率も合わせて)
ポーカーをプレイするうえで非常に重要なのが、配られたトランプの数字やスート(マーク)で作る役を覚えることです。
自分の手札でどの役を狙うかによって駆け引きも変わってきますので、しっかり把握して他のプレイヤーとのコミュニケーションを楽しみましょう。
①ロイヤルストレートフラッシュ
♠️10・♠️J・♠️Q・♠️K・♠️A |
出現率:0.000015% |
ポーカーの中でも最強の役がロイヤルストレートフラッシュです。
役を成立させるために必要なのは、スートを揃えた10〜Aの5枚を手札に集める必要があります。
役の作り方が4通りしかないため出現率はかなり低く、約65万分の1とも言われています。
実際のゲームの中で登場することはほぼありませんが、揃えられたらほぼ勝ちのまさに最強の手役です。
②ストレートフラッシュ
♦︎2・♦︎3・♦︎4・♦︎5・♦︎6 |
出現率:0.00139% |
同じスートの連続した数字5枚で作られるのがストレートフラッシュです。
ロイヤルストレートフラッシュの条件を少し緩めたものと考えるとわかりやすいでしょう。
同時に2人以上のプレイヤーがストレートフラッシュを完成させた場合は、役の中で一番強い数字同士で勝敗を決めます。
マークと数字の両方の条件を満たす必要があるため依然として出現率は高くありませんが、一般的なゲームでも見ることが可能な役です。
③フォーカード
♠️A・♣︎A・🖤A・♦︎A・🖤5 |
出現率:0.024% |
同じ数字のカードを4枚揃えることで成立する役です。
トランプの山札の中には同じ数字は4枚しか存在しませんので、その4枚全てを手札にそろえることは容易ではありません。
しかし、それでもストレートフラッシュなどに比べると倍以上の出現率があります。
手札にワンペア以上の役が揃っている場合は、スリーカードと合わせて狙ってみるのも良いかもしれません。
④フルハウス
♣︎3・♦︎3・🖤5・♦︎5・♠️5 |
出現率:0.144% |
同じ数字2枚と3枚の組み合わせで構成されている役です。
ワンペアとスリーカードの2つの役が揃っているとも言い換えることができます。
配られた際にワンペア・スリーカードなどが揃っていればその役を崩すことなく狙えるため、体感的には上位の役の中でも作りやすい部類です。
配られた手札によって様々な揃い方のできる役なので、積極的に狙ってみましょう。
⑤フラッシュ
♠️3・♠️Q・♠️5・♠️4・♠️8 |
出現率:0.197% |
フラッシュはスートが全て同じであれば、数字は関係なく成立させることのできる役です。
出現率はフルハウスより少し高く、狙うことが不可能とまでは言いませんが、フルハウスのようにワンペアを維持したまま手札を交換することはできないため、注意が必要です。
数字を気にする必要がないので、手札に同じマークが多く揃っている場合には積極的に狙ってみるのも良いでしょう。
覚えるのも簡単な役なので、頭の隅には届けておきたい手役です。
⑥ストレート
♦︎3・🖤4・♦︎5・♠️6・♦︎7 |
出現率:0.392% |
数字が順番に並んでいるのが条件の役で、スートが揃っているかどうかは関係ありません。
意外と揃えるのが簡単で例えば最初に配られた手札に3、4、5、6が既にある場合は残りの1枚を交換することで、ストレートが揃う確率はなんと約17%にもなります。
初心者の時に確率を考えながらプレイするというのは難しいですが、あと1枚でストレートという時には狙いに行くという条件をつけてプレイをすればわかりやすいでしょう。
フルハウスなどの比べると弱い手札ですが、揃えることができれば十分に勝てる役になっています。
⑦スリーカード
♠️A・♣︎A・🖤A・♦︎9・🖤5 |
出現率2.11% |
同じ数字3枚を揃えると完成する役です。
かなり狙いやすい役の1つで最初に配られたカードの中で既に完成することもしばしばあります。
この役を起点にしてさらに上位のフルハウスやフォーカードも狙うことのできる他、この役自体もそれなりの勝率が望めるので、初心者の方はまずスリーカードを完成させることを目標にするのも良いでしょう。
⑧ツーペア
♠️A・♣︎A・🖤7・♦︎5・🖤5 |
出現率4.75% |
同じ数字の組み合わせが2つ完成している役です。
出現率も高く、勝率もそこそこの手役になっています。
あと1枚でフルハウスを狙うことができ、その確率は約8%と十分狙うことが可能な範囲です。
最初に配られた手札がツーペアだった場合には役を崩さず、フルハウスを狙いにいくのが初心者の鉄板といえるでしょう。
⑨ワンペア
♠️A・♣︎A・🖤7・♦︎9・🖤5 |
出現率42.25% |
同じ数字のカードの組み合わせが1つあるとできあがる役で、出現率は驚異の40%超えのため、ほとんどの場合でできあがると言っても良いでしょう。
確率はどのプレイヤーも同じなので、より強い数字でペアを作ることが鉄則です。
手札に役が何もなく、ワンペア以上を目指す場合は手札の中の1番強い数字1枚だけを残して、残りの4枚を交換するのが効率が良いと言われています。
⑩ハイカード(豚)
♠️A・♣︎Q・🖤7・♦︎9・🖤5 |
出現率50% |
実質的な役なしのことです。
役がないとはいえ、負けるとは言えないのがポーカーの醍醐味なので、相手との駆け引き次第では十分に勝利することができます。
相手もハイカードの場合は数字の大きい方が勝利です。
全く役がない状態で強そうな役を持っていることで、相手を勝負からおりさせる駆け引きも可能ですが、逆に見透かされて負けてしまうこともあります。
ハイカードになってしまった場合には、相手の状況を読み慎重に判断することが求められます。
トランプで簡単に‼︎ドローポーカーのやり方・ルール
日本でも馴染みの深いルールであるドローポーカー のやり方・ルールを確認しましょう。
本来はチップを使って賭けるゲームですが、トランプ一つでも簡単に遊ぶことができます。友人などと個人的に遊ぶ場合はオリジナルのチップを用意して遊ぶのも面白いでしょう。
個人間で現金をかけることは日本の法律では禁止されていますので、くれぐれも賭けないようにしてください。
①ゲームの参加料(チップ)を出す
ゲームの開始前に各プレイヤーは参加料としてチップを支払わなければなりません。この参加料のことをアンティと呼びます。
カジノによってはこのアンティはディーラーの取り分となり、大切なディーラーの収入源となっています。
万が一アンティを支払うだけのチップを持っていない場合は、持っているチップ全てを賭けてゲームに参加するオールインが強制的に行われます。
参加料の金額はゲームごとに定められていますので最初に確認をしておきましょう。
②カードを配る。手札を見る
ディーラーが各プレイヤーにカードを5枚ずつ配ります。
プレイヤーは配られた手札を見て、最初に役が出来上がっているかどうかの確認を行い、戦略を考えましょう。
この段階で自分の手札が強い役が作れるかどうかの可能性を慎重に判断することが大切です。
③1回目のベット・掛け
ディーラーの左隣の人から勝負をするかどうかの判断をしていきます。
勝負を降りる場合は「ドロップ」勝負をする場合は「コール」または「レイズ」を宣言しましょう。
ドロップ | 勝負を降りること |
コール | 自分の1つ前の人と同じ金額のチップを賭けること |
レイズ | 自分の1つ前の人より多くのチップを賭けること 1巡につき1人1回しか宣言できない |
④山札からドローする(カードの交換)
全員のアクションが終われば、ディーラーの左隣の人から手札のカードの交換を行います。
この行動をドローと呼び、手札のうちから1〜5枚を自由に交換することが可能です。
役の完成が決まる重要な局面なので、どのカードが揃えば自分の狙っている役が揃うか確率を考えながらドローを行うことが大事になってきます。
⑤2回目のベット・掛け
ドローの結果を確認し、もう一度勝負をするかどうかの判断をディーラーの左隣のプレイヤーから行っていきます。ここでも「ドロップ」「レイズ」「コール」の3つの中からアクションを選択しましょう。
最も他のプレイヤーとの駆け引きが発生する場面でもあり、この段階で自分の手役がハイカードだった場合も勝利することが可能です。
1人のプレイヤー以外の全員がドロップを行った場合は残ったプレイヤーが勝者となり、賭け金を全て獲得します。
⑥オープン(勝敗が決着)
2回目のベット・掛けが終わったらドロップしなかったプレイヤーの手札を公開しましょう。
一番役の強いプレイヤーが勝者となり、賭け金を獲得することができます。何度かゲームを行い、最終的にチップを一番多く持っている人が優勝です。
トランプポーカーには他にもいろんな種類がある‼︎
ドローポーカーは最も古くから遊ばれているポーカーのルールの一つで、日本人にも馴染みの深いものですが、ポーカーには他にも色々な種類のルールが存在してい流ことはご存知でしょうか?
世界大会が行われているような人気なものだと、テキサスホールデムポーカーなどがありますし、今ではこちらが主流と言っても過言ではありません。
ドローポーカーを遊んで慣れてきたら他のルールに挑戦してみるのもオススメです。
世界で人気のポーカー |
テキサス・ホールデム:プレイヤーに配られる2枚のカードと場に用意される共通のカード5枚で役を作るポーカー。現在の主流ともいえるルール。 |
オマハ・ポーカー :テキサス・ホールデムと似たルールで配られるカードが4枚、場のカードが3枚となる |
スリーカードポーカー:3枚のカードで行うポーカー。他のポーカーと役の作り方などが変則的なので注意。 |
パイ・ゴウ:配られた7枚のカードで役を2つ作り勝負するポーカー。初心者には少しルールが難しいのでしっかりと他のポーカーで慣れてから挑戦するのがオススメ。 |
ホールデム・ポーカー :本来、プレイヤー間の勝負をディーラーとプレイヤーの1対1で勝負できるようにしたポーカー。 |
オアシス・ポーカー:オンラインカジノなどで多く遊ばれているドローポーカー と似たルール。違いはカードを交換する時にアンティを都度払わなければならない点。 |
まとめ
ポーカーは役と流れを把握して仕舞えば初心者でも楽しんで遊ぶことのできるトランプゲームです。
やり方も手札を見て、勝負するか判断して、チップを賭けるという以外にもシンプルなものになっていますので友人たちと気軽にプレイをしてみましょう。
2020年現在、日本でもカジノを開設する議論が活発にされている最中なので、近い将来ポーカーで鍛えたギャンブルセンスが花開くかもしれません!
お金を使ってゲームをプレイしたい!という方はオンラインカジノなどもおすすめですよ。